2012年05月19日(土)
浅草神社祭禮
推古天皇の御世って1400年前のことですからアタシが見てきたわけでは
ありませんが、子供の頃から聞かされている浅草寺の縁起では
浅草浦付近で漁をしていた漁師檜前浜成、竹成の兄弟の網に
小さな人形の像がかかったのです、
その像を持って駒形橋付近に舟をつけ、槐(えんじゅ)の切り株の上に
安置したのです。郷土の文化人であった土師中知にその一部始終を語ると
これは聖観世音菩薩の尊像であると、土師中知は自ら自宅を改めてこの観音像を
奉安して供養護持のかたわら郷民の教化に生涯を捧げたという。
これが浅草寺の始まり、後に三人を権現様と祀ったのが浅草神社というわけで、
千束田圃の百姓達が、五穀豊穣を祈念して神事のびんざさらの舞人を務めたことから
『びんざさら』が始まったとか。
大行列が勢ぞろいしたところ、イッテンニワカニ掻き曇り、雷鳴轟きいきなりの雨、
これは中止かと思いきや、雨は30分であがり、見事な祭り天気にみんな神様のお陰と
大喜びでありましたな。
二年ぶりの大行列が無事浅草神社へ到着すると、びんざさらの奉納が拝殿と舞殿で
舞われるのをのんびりと楽しんでおりますよ。
三社祭の神輿が動なら、今日の一日はさしずめ静というわけで、
最初からいきり立っていたのでは身体が持ちませんですよ、
(奉納 びんさざら)
祭囃子があたりに響き渡ると、いよいよ各町内の神輿が引き出されて
まいりますよ、
拝殿では世話人さんたちが各町神輿神霊入れの儀へ、
持ち帰った奉幣が届くといよいよ神輿が動き出すというわけですよ。
この祭り支度がまた楽しいのでしてね、
神輿は動き出したらもう止まりませんからね、
あとはそのまま突っ走って気がつけば何時の間にか
宮入りで、あんなに待ちに待っていた祭りも終わってしまうのですから
今日くらいは、ひとつひとつの作業にもつい思い入れが見え隠れいたしますな。
(各町神輿神霊入れの儀)
大行列が終わるとなんとなく静かな空気が流れるのでして、この間に
前々から気になっていた町内神輿を訪ね歩くのですよ、
実は此処の町内神輿は、みんな口には出しませんが鳳凰の目が本物のダイヤモンド、
陽の光に、キラキラと輝いているんです、長老に声をおかけして
「ちょいと拝ませていただきます」
と、
「うん、なんなら寄ってご覧なさい」
とニヤリと笑う、
そのやり取りが、自慢を隠してさりげなく振舞う江戸っ子の粋を感じさせて
くれるのでして、祭りは人が大勢集まって初めて成り立つものですから、
なるべく、粋な人と沢山出会って欲しいのですよ。
(内緒の瞳の鳳凰)
祭り行脚というのも、好きでやってるだけですから、誰も労わってくれません
でしょ、ですから、このちょっと静かになった頃合を見て、食事を済ませたり、
パンパンに張っちまった足と腰を揉んでもらいに、いつものマッサージの
おばちゃんのところですっきりと揉んでもらったりと、これはこれで
気の安まるところではありませんですよ。
どうやら二年ぶりの三社祭は最初にいきなり雷様の洗礼を受けましたが
残る二日は祭り日和らしいじゃないですかね、
どうせなら青空の下で神様とご一緒できたらこんなに嬉しいことはございませんですよ。
さてと、そろそろ町内を巡ってまいりますかね。
(町内神輿支度)
三社祭の記憶
2011年05月22日(日) 今年の三社祭
2010年05月14日(金) 浅草神社例大祭
2010年05月16日(日) 三社祭のメリハリ
2009年05月16日(土) 浅草神社例大祭
2009年05月17日(日) 浅草 三社祭
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